Causes of IT troubles and outsourcing
「PCの動作が遅くなった」「クラウドのファイルがなかなか開かない」「WEB会議の音声が途切れる、画像が固まる」などなど。動作や通信が遅くなる現象ひとつとってみても、その原因は、単なる機器の故障から、社内LANのルーターやネットワーク機器が過負荷になっている場合、プロバイダー回線にアクセスが集中し渋滞している場合、あるいはPCのOSのアップデートが起因の場合も。ITトラブルの原因は様々かつ複合的です。障害の解決は、その原因を特定し適切に処置することが必要です。
ITトラブルの迅速な解決には、原因の正しい特定が大前提です。そのためには自社内のIT環境を正確かつ事前に把握しておく必要があります。
・デバイスの型番や設置場所
・ケーブルの経路・種別
・インターネット回線
・クラウド等の契約先
・サポートに必要な情報（IDや契約番号など）
といった、最低限の把握がトラブル対応のスタートです。
同様に、以下のデバイスやソフトについても
・PCや複合機の型番やサポート状況
・ファイルを蓄積するNAS、UTMやセキュリティソフトの現状
・OSやソフトウェアのライセンスなどの情報
これらの基礎データが不備だと、トラブルへの対応が行えません。また、機器の入れ替えや新規購入、ソフトウェアのアップデートなどがそれぞれに異なるタイミングで実施されるため、一度チェックするだけでなく、円滑な業務遂行のための継続的管理も重要です。
リスク要因だけでなく日々進化するIT技術も、システムとデバイスのミスマッチによる不具合を引き起こす場合があります。 残念ながらネットワークに起因するトラブルの発生は不可避です。 IT専門の担当者が不在の小規模事業者様や、個人事業主様は、情報システム部門やITヘルプデスクを事前にアウトソーシングし準備するという選択も考えられます。日常発生するトラブル解決から、システム全体の改善まで、ベンダーやサプライヤーの都合に左右されない、貴社に最適な提案と対応を期待できる存在となるでしょう。
